Blue note(ブルーノート)産 ジャズファンク 洋楽・名盤特集

ブルーノート産 ジャズファンク名盤特集 トップ画像 MUSIC

jazzの名門レーベルであるblue noteには、オーソドックスなジャズの演奏を収めた面盤以外にも、ファンクやソウルといったブラックミュージックの影響を色濃く受けた作品も多く存在する。jimmy smithを筆頭とするオルガン・ジャズ・ファンクを筆頭に、ロニー・リストン・スミス、ボビー・ハンフリーのようなプレイヤーまで幅広くblue noteでジャズファンクを展開し、現代の音楽性に大きな影響を与えた。また現在ではrare grooveとしても人気を博し、ヒップホップミュージックを中心とするサンプリング音源としても注目を集めている。今回はブルー・ノートのジャズファンク名盤をいくつか紹介したいと思います。どなたかの新しい音楽の発見になれば幸いです。

Satin Doll / Bobbi Humphrey

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Bobbi Humphrey

Satin Doll

レーベル ‏ : ‎ blue note

評価 : 5.0

Bobbi humphreyは今でもヒップホップやソウル、R&Bを中心としたブラックミュージックのミュージシャンから絶大な人気を誇る女性フルート奏者で、サンプリングソースやrare grooveとの商品いった音楽のお手本のような作品です。ファンキーでメロディアス、未来永劫輝き続け、聴き続けられていくだろう作品は少ないと思わされるほど素晴らしい内容に仕上がっている。

「New York Times」はイントロから完璧なBobbi Humphrey本人のフルートが疾走感を掻き立てるメロディアスなファンクナンバーで、stevie wonderのナンバーをカバーした「You are my sunshine of my life」、ムーディーな雰囲気が最高にお洒落なスムースでソウルフルな「Rain  Again」などジャズファンクやフュージョン、クロスオーバージャズ、ファンク、ソウルなど様々な音楽要素が詰まった聴きどころ満載な内容に仕上がっているレアグルーブの秀作です。

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Donald Byrd / Places and Spaces

Donald Byrd

Places and Spaces

レーベル ‏ : Blue Note

製作年 ‏ : ‎1975

評価 : 5.0

トランペット奏者のドナルド・バードによる名門ブルーノートより発表された作品で、ジャズやファンク、ソウルといった音楽性を有する新しいブラックミュージックの形を形成した。1975年に制作された本作は、それ以降のヒップホップやジャズファンク、レアグルーブといったブラックミュージックに大きな影響を与えた。「wind parade」は90年代のヒップホップシーンでサンプリングされ、再度注目を集めた曲で、ブラックムーン(Black Moon)のBuck EM Downで使用された。他にもPete rock & CL Smooth の「All the Places」で使用されたリラックした曲調が魅力的なsmoothなファンクNoでタイトル曲の「Places and Spaces」などソウルフルでファンキーな楽曲が多数詰め込まれている。jazzyでファンク、ソウルフルでグルーヴィなここまで揃うアルバムは中々少ないだろう。クロスオーバー・ジャズの観点からもリラックスして聴くことができるので、フュージョンのような音楽を普段聴いている人にもオススメです。一流のジャズレーベルであるblue note作品の中でも、間違いなくジャズファンク名盤の最高峰に位置する傑作です。

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Marlena Shaw|Who Is This Bitch, Anyway?

Marlena Shaw

Who Is This Bitch, Anyway?

レーベル ‏ : Blue Note

製作年 ‏ : ‎1975

評価 : 5.0

1974年にBlue Noteレーベルからリリースされた発表されたMarlena Shaw(マリーナ・ショウ)の作品で、ソウル・ジャズ・ファンクなどあらゆるジャンルの垣根を超えた奇跡的な一枚で、EUGENE McDANIELS(ユージン・マクダニエルズ)が作曲しROBERTA FLACKが歌った「FEEL LIKE MAKIN’ LOVE」の極上のカバーが収録されています。前編を通して当時フュージョン界を賑わせていた面子がリズム隊で参加しており、密度の高い繊細な演奏でMarlena Shaw(マリーナ・ショウ)の歌唱を引き立てています。セクシーでパワフルな歌声は前編を通して演奏と絶妙にマッチしており、「YOU TAUGHT ME HOW TO SPEAK IN LOVE」や「FEEL LIKE MAKIN’ LOVE」などの美しいメロディーラインの曲や「THE LOAD GIVETH AND THE LORD TAKETH AWAY」や「loving you was like a party」のようなブルース色が濃い演奏もあったりとブラックミュージックの醍醐味を存分に味わうができます。本物の70年代ソウルミュージック・現代のR&Bの原点を聞きたい方は是非チェックしてみてください。ブルーノート産のソウルフルなジャズファンクの名盤です!

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Marlena Shaw|Who Is This Bitch, Anyway?

Jimmy McGriff / Electric Funk

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Jimmy McGriff

Electric Funk

レーベル ‏ : ‎ blue note

製作年:1973

評価 : 5.0

1970年に発表されたオルガン奏者のジミー、マクグリフによるjazz funk作品で、近年のRare Groove人気の中、再注目を集めているアーティストで、中古市場のアナログやオリジナル盤は非常に高値で取引されるような存在です。Blue Noteから発表されたジャズファンクで、アルバムアートワークも、非常に反骨心溢れるクールな内容で◎です。挙げたらキリがないほどに、様々なアーティストの楽曲に大きな影響を与えているジャズファンク名盤です。全編に渡りタイトなリズムとオルガンの濃密なジャズファンクを堪能することができます。特別扱いする曲が無いほど説明不要の全曲マストの内容で、ソウルジャズ、ジャズファンク、レア・グルーブラバーで今まで聞いたことのない方は必聴です。70年代のブルーノートで作られたジャズファンク最高峰のオルガンファンクを堪能できます!

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Brother jack Mcduff / Moon Rappin’

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Brother jack Mcduff

Moon Rappin

レーベル ‏ : ‎ Blue Note

製作年:1970

評価 : 5.0

オルガン・ジャズファンクの一枚として有名で、オリジナルのレコードも高値で取引されているブルーノート人気盤である。ブラザー・ジャック・マクダフによる今作は、ブルー・ノートから1970年に発表された作品で、オルガンファンクの醍醐味を体感することができる。荒々しいドラミングにオルガンが絡み、展開が楽しい濃厚なジャズファンク「Flat Backin’」、タイトル曲で、出だしが既にタイトでファンキーjazz funkの「Moon Rappin’」、問答無用のサンプリングネタとして有名(a tribe called questのscenarioなど)な「oblighetto」など、blue noteに眠るジャズファンクの中でも人気の一枚で、様々なアーティストからサンプリングされているジャズファンク名盤の一枚です。

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Donald Byrd / Stepping into Tomorrow

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Donald Byrd

Stepping into Tomorrow

レーベル ‏ : ‎ Blue Note

製作年:1975

評価 : 5.0

「Stepping into Tomorrow」は、アメリカのジャズ・トランペッター、ドナルド・バードが、ブルーノートより発表した1975年のアルバムです。このアルバムは、ジャズ、ファンク、ソウルなどの音楽を融合したジャズファンク名盤作品としてよく知られています。「Stepping into Tomorrow」は、非常にスリリングでタイトなジャズファンクで、madlibのブルーノート帝国への侵入のアルバムでもサンプリングされた。「Think Twice」では、メローでスムースでありながら、様々なリズムの展開とメロディが際立つジャズファンク傑作の1曲。J Dillaを中心にサンプリングソースとしても人気だ。シンセサイザーなどの電子楽器も楽曲のなかで効果的に扱われ、スペーシーな空間を演出しています。「Stepping into Tomorrow」は、時代を超えたクラシックなアルバムで、現代でも余裕で通用するほどの完成度を持つblue note産jazz funkの名盤です。

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