AKAI MPC2000とDAWを連携させてHIPHOPトラックを制作する為の機材の接続方法についてお教えします。サンプリングした音源と DAW内のソフトウェア音源を使用することで幅広い楽曲制作が可能になります。
実現に必要なDTM環境は?
- PC
- DAW(GarageBand,Ableton Live,Pro Tools,Cubaseなど)
- オーディオインターフェイス(steinberg UR22mkII,APOLLOなど)
- MPC(AKAI MPC2000,AKAI MPC2000XLなど)
ソフトウェア音源も使用して楽曲を作るには、MPC2000のシーケンサーではなく、PC上のDAWで行いますが、MPC2000をmidi Padとして使用し、DAW上のソフトウェア音源を扱うことが可能です。それを実現するためには、オーディオインターフェイスが必要で、steinberg UR22mkIIに代表されるような2基のMIC/LINE 1/2 端子 (XLR/TRS コンボ)を有する機材が必要です。
接続方法
接続方法に関しては当ブログ管理人が独自に考案したもので、一部専門的な表現とは異なる部分があるかと思いますがご了承ください。
接続例
PC、DAW、オーディオインターフェイス、MPC(AKAI MPC2000のような機材)を接続し、HIPHOPトラックを作成する接続例
解説
❶PCとオーディオインターフェイスはUSBで接続する。
PCにDAW(garageband,protools,studio oneなど)環境を整えておく
❷オーディオインターフェイス側 MIDI IN → MPC側 MIDI OUT
MIDIパッドと同じようにDAW内のソフトウェア音源をMPC側から操作することができるようになります。
❸MPCのOUTPUT L / Rから2基のMIC/LINE 1/2 端子に繋ぎます。
MPC内で加工したサンプリング音源をMIC/LINE端子にケーブルを挿してステレオで録音します。
❹レコードをサンプリングする場合はターンテーブルを接続するミキサーのOUTPUTからMPCのRECORD INに接続します。サンプリングした音源はMPCの中で加工します。
※ポイント
MPC側で組んだビートを、DAW側に流し込む(録音する)時は、自動的にBPMは同期されません。DAW側に流し込むときにMPC側とBPMを合わせておくことで、MPC側で作成した曲をベースに、ソフトウェア音源を混ぜた曲作りが可能になります。
録音に必要なオーディオインターフェイスが必須!!
mpc2000に代表に代表されるようなハードなサンプリング機材をDAWと連動させ、DAW内ソフト音源を使用したサウンドメイキングをする場合には、オーディオインターフェイス使用した楽曲手段がお勧めです。
本機のサンプラー以外にも、様々な楽器を接続した本格的で奥深いトラック名きんも実現できるでしょう。どなたかのDTMの参考になれば幸いです。
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