DTM Support Guide

アナログレコード音源を使用したDJ MIXをPCに録音する方法

MIXものを聴くと、やはり少し残るチリノイズの質感が気になるタイプです。いまはSerato DJ ProのようなソフトやiPad / iPhoneアプリを使えば、PC内の音源だけでもDJプレイしやすい時代になりました。 とはいえ、アナログレコードならではの空気感でMIXを残したい人はまだ多いはず。そこで今回は、Technics SL-1200MK5のようなターンテーブルを使い、2枚のアナログレコード音源を使ったDJ MIXをPCへ録音する方法をまとめます。 前提として、この記事は「これからレコードDJの録音環境を組みたい人」や「いまある機材でPC録音できるか確認したい人」に向けた内容です。特に、ターンテーブル + DJミキサー + オーディオインターフェイス + PCという構成を想定しています。 なお、接続方法や機材選びには環境差があります。DJミキサーの出力端子、使うオーディオインターフェイスの入力形式、PC側の録音ソフトによって細かい設定は変わるので、この記事では一般的に組みやすい構成をベースに説明していきます。 録音までできるようになると、MIXを保存するだけでなく、あとから音量バランスを整えたり、配信用の素材として残したりもしやすくなります。オーディオインターフェイス選びを先に比較したい場合は、オーディオインターフェイス特集ページもあわせて見ると全体像をつかみやすいと思います。

Conclusion

結論:DJミキサーの音をオーディオインターフェイスでPCへ録る

アナログレコードならではの空気感を残したDJ MIXをPCへ録音したい場合は、ターンテーブル、DJミキサー、オーディオインターフェイス、PCを組み合わせる構成が現実的です。基本は、ターンテーブルを接続したDJミキサーの出力をオーディオインターフェイスへ送り、PC側のDAWで録音する流れです。

  • ターンテーブル2台をDJミキサーへ接続する
  • DJミキサーのOUTPUT L/Rをオーディオインターフェイスへ送る
  • オーディオインターフェイスをUSBでPCへ接続する
  • DAWで入力元と録音レベルを確認する

Guide

オーディオインターフェイスがあればPC録音しやすい

DJミキサーの音をPCへ安定して取り込むには、オーディオインターフェイスを使う方法が組みやすいです。USB接続だけで録音できるDJミキサーもありますが、すでにアナログ機材中心で組んでいるなら、オーディオインターフェイスを使うほうが導入しやすい場面が多くなります。録音だけでなく、普段のDTMや配信にも流用しやすい点もメリットです。

  • L/Rの2系統入力があるとDJ MIXをステレオで録音しやすい
  • GarageBand、Ableton Live、CubaseなどDAWで録音できる
  • 録音後に音量調整や簡単な編集もできる
  • DTMや配信環境にも流用しやすい

Connection

ターンテーブルとオーディオインターフェイスの接続例

基本の音の流れは、ターンテーブル、DJミキサー、オーディオインターフェイス、PCです。元記事では、アンプ側も使う接続例と、オーディオインターフェイスを中心にモニターする接続例の2つをご紹介いたします。

ミキサーと繋いだアンプ側から出力し、オーディオインターフェイスを通じてPCに音源を取り込む接続例

接続例1:アンプ側の再生環境も使いながら録音する

DJミキサーとつながっているアンプやコンポ側も使いながら録音するパターンです。普段のスピーカーで鳴らしながら録音チェックしたい人に向いています。

オーディオインターフェイスに接続したモニタースピーカーから出力し、PCに音源を取り込む接続例

接続例2:オーディオインターフェイスを中心に録音する

オーディオインターフェイスを中心に音の入出力をまとめる方法です。録音後にDAWで音量確認や簡単な編集まで行うなら、インターフェイス経由でモニタースピーカーをつなぐと流れがスムーズです。

Step Guide

録音前の確認手順

配線が合っていても、PC側の入力設定や録音レベルが合っていないと録れないことがあります。いきなり本番MIXを録るのではなく、まず1曲だけ流してテスト録音するのがおすすめです。

  • ターンテーブルとDJミキサーが通常どおり鳴るか確認する
  • DJミキサーのOUTPUT L/Rをオーディオインターフェイスの入力1/2へ接続する
  • オーディオインターフェイスをPCへUSB接続する
  • DAWで入力デバイスを選び、録音トラックを作る
  • テスト録音して音割れや左右バランスを確認する

Products

DJ MIX録音に使いやすいオーディオインターフェイス候補

DJ MIX録音用の候補として、recommend-interfaceの記事から録音用途に使いやすいオーディオインターフェイスを差し替えて掲載します。

スタインバーグ Steinberg USB3.0 オーディオインターフェイス UR22C

USB-C対応の高音質ステップアップ型 / オーディオインターフェイス

Steinberg / UR22C

DJ MIX録音をこれから安定させたい人向けのUSB-C対応モデルです。レコード音源をPCへ取り込む用途に加えて、今後のDTMやマイク録音にも広げやすい候補です。

MOTU M2 2in 2out USB-C オーディオインターフェイス 国内正規品

音質とメーター視認性に優れた万能型 / オーディオインターフェイス

MOTU / MOTU M2

録音時のレベル確認がしやすく、DJ MIXの取り込みから制作・配信まで幅広く使いやすい候補です。音質と扱いやすさのバランスを重視したい人に向いています。

Summary

まとめ

アナログレコードを使ったDJ MIXは、デジタル音源だけでは出しにくい空気感を残せるのが魅力です。ターンテーブル、DJミキサー、オーディオインターフェイス、PCの流れを作れば、自分のプレイを保存したり、あとから聞き返したり、配布・共有用の素材として活用できます。まずは今あるターンテーブルとミキサーを中心に、PCへ取り込める最小構成から試すのが進めやすいです。

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