Listening Points
80年代ソウルの聴きどころ
80年代ソウルは、70年代までのソウルの歌心を土台にしながら、シンセサイザー、ドラムマシン、洗練されたスタジオワークを取り入れて広がりました。ダンスクラシックとして機能する曲もあれば、メロウなバラードやスウィートソウルとして長く愛される曲も多く、現代R&Bやヒップホップのサンプリング源としても重要な時代です。
Album List
80年代ソウル 名盤一覧
80年代ソウルのおすすめ名盤をセレクトしました!
Thriller
マイケル・ジャクソンが1982年に発表した『Thriller』は、「Beat It」「Billie Jean」「Thriller」などのヒット曲を収録した80年代ソウル/ポップの金字塔です。ディスコサウンドとは一線を画す完成度があり、Quincy Jonesのプロデュースによって、時代を超えて聴かれるソウルクラシックとして認知されています。 AORの雰囲気もまといながら、今聴いても非常にグルーヴィです。タイトル曲「Thriller」の強烈な映像性、「Human Nature」のメロウなメロディなど、後のブラックミュージックやサンプリング文化にも大きな影響を残した不朽の名盤です。
All This Love
『All This Love』は、ソウルグループDeBargeが1982年に発表したアルバムです。滑らかで洗練されたサウンドと、デバージ・ファミリーの絶妙なボーカルハーモニーが魅力で、ジャクソン・ファミリーとも比較される存在感があります。 タイトル曲「All This Love」は、優しく流れるようなメロディにストリングスや繊細なエレピが加わった瑞々しいバラードです。アップテンポの「I Like It」は、後世のブラックミュージックにも大きな影響を与えたメロウな名曲で、洗練されたサウンドと親しみやすさが両立した80年代ソウルの名盤です。
Midnight Love
『Midnight Love』は、1982年に発売されたMarvin Gayeのアルバムです。クラシックなソウルとモダンなR&Bサウンドが融合しており、最大のヒット曲「Sexual Healing」は今でも彼を代表する曲の一つです。 脈打つビートとキャッチーなフックがメロウなグルーヴを生み出し、「Rockin' After Midnight」「'Til Tomorrow」「My Love is Waiting」などでも、80年代を代表するシンガーソングライターとしての才能と多才さがよく表れています。
Between the Sheets
『Between the Sheets』は、The Isley Brothersが1983年に発表したアルバムです。スムーズでソウルフルなR&Bサウンドと、美しいボーカルハーモニーを堪能できます。 タイトル曲「Between the Sheets」は、80年代を代表するメロウソウルの代名詞です。「Choosey Lover」はアイズレーらしいギターと官能的なラブソングの魅力があり、「Touch Me」「Let's Make Love Tonight」なども含めて、長く愛される80年代ソウルの名盤です。
The Dude
『The Dude』は、Quincy Jonesが1981年に発表したアルバムです。スムーズで洗練されたサウンドと、Earth, Wind & Fireにも通じるファンクネスが融合しています。 「Ai No Corrida」はカバー作品ながら、キャッチーなフック、複雑なアレンジ、ディスコティックなグルーヴを持つダンスクラシックに仕上がっています。James Ingramがリードボーカルを務める「Just Once」も聴きどころで、コンテンポラリーR&Bとファンクの傑作として押さえておきたい1枚です。
Original Musiquarium
『Original Musiquarium』は、1982年に発売されたStevie Wonderの大ヒット曲を収録した2枚組アルバムです。ファンク、R&B、ソウル、ポップスまで幅広いスタイルをカバーしており、「Superstition」「Higher Ground」「Isn't She Lovely」「Sir Duke」など代表曲をまとめて聴けます。 このアルバムのために書き下ろされた「Ribbon in the Sky」は、美しいピアノとソウルフルな歌唱が映える名曲です。Stevie Wonderの天才的な楽曲を幅広く味わえる、80年代ソウルの入口としても扱いやすい作品です。
First Listen
まず1枚だけ試すなら
80年代ソウルを最初に掴むなら、Michael Jackson『Thriller』が分かりやすいです。ダンスクラシックとしての強さ、メロウな楽曲、Quincy Jonesのプロデュース、ポップスとしての完成度が一枚にまとまっており、80年代のソウル/R&B/ポップの接点をつかみやすい作品です。
Summary
まとめ
80年代ソウルは、電子楽器やスタジオワークを取り入れながら、ファンク、ディスコ、R&B、ポップスへ大きく広がった時代です。Michael Jackson、DeBarge、Marvin Gaye、The Isley Brothers、Quincy Jones、Stevie Wonderなどの系譜を聴くと、ダンスクラシック、メロウソウル、コンテンポラリーR&B、ファンクの要素も多く感じられます。
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70年代の生演奏、ディスコ、90年代R&B、AORへ流れをつなぎます。
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