Hiphop Producer – Pete Rock(ピートロック)

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90年代に一躍トッププロデューサーとして名を馳せ、故J dillaもフェイバリットにあげるほどのピートロックのサウンドプロダクションは、今のDTMに近い細かい楽曲制作が特徴的で、サンプリングを主体としてネタを生かしたスムースで浮遊感あるトラック制作を得意としています。現代でいうチルアウトなサウンドに近く、instrumentalな音源も数多くリリースしています。

またMCのCL Smoothのユニット「Pete Rock&CL Smooth」は90年代ヒップホップの金字塔としてのアルバムを多数残しており、1994年に発表された「The Main Ingredients」を中心に今でも影響を与え続けている名盤を数多く残しています。

Soul,Funk,Jazzを中心としたブラックミュージックをサンプリングして未知のグルーブを作り出し、独自の解釈でヒップホップという音楽を新しい次元へと引き上げた90年代のレジェンド的なプロデューサーの1人です。

Pete Rock & CL Smooth|The Main Ingredient

Pete Rock & CL Smooth

The Main Ingredient

レーベル ‏ : ‎ Elektra / Wea

評価 : 5.0


90年台前半から活動し、数々の名曲を残しているPete rock & CL Smooth(ピートロック&シーエルスムース)の傑作アルバム「The Main Ingredient」のご紹介で、同時期に活躍したa tribe called questやDJ Premier、DITCの面々が作曲するSoul,funk,jazzなどのサンプリングネタをベースにするHIPHOPミュージックの立役者の1人で、今でも多くのミュージシャンに影響を与え続けている。

90年代からいち早くサンプリングをベースにシンセサイザーや他の音源を取り込んで作曲した楽曲やPete Rock独特の中毒性の高いスクラッチは、今は亡き天才プロデューサーJ Dillaも敬愛するほど後のプロデューサーに計り知れない影響を与えた。

ラッパーのCL smoothのオリジナルフローとの相性も良く、全曲通して捨て曲が一切無く今でも十分に通用する90年台HIPHOPミュージックの傑作の一つ。peterockのスクラッチのハマり具合も最高です。サンプリングのネタ使いも抜群。

「In The House」や「 I Get Physical」、「All The Places」、「Take You There」、「Searching」、「 In The Flesh」など全体的にchillな楽曲が多く聴きやすい。

特にお勧めはGeorge Benson”Face It Boy, It’S Over”ネタの「I Get Physical」と「in the Flesh」!!

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