Jay-Zは黄金期の90年代HIPHOPを語る上では欠かすことができない存在で、
今では自身の音楽レーベル「ROC-A-FELLA」「DEF JAM 」レコードを運用する傍らで複数の事業を行い、Forbes紙でアメリカ史上最も富裕なミュージシャンとして取り沙汰され、HIPHOPドリームを体現したレジェンド的存在となっている。
1996年に発表したファーストアルバム「reasonable doubt」でシーンに頭角を表し、今では既に10枚以上を超えるアルバムを発表している。伝説的ラッパーのnotorious B.I.Gとは、同郷の仲間である。
Jay-Z | American Gangster
Jay-z
American Gangster
レーベル : Roc-A-Fella
評価 :
デンゼル・ワシントンやラッセル・クロウ、HIPHOP界からRZA、COMMONらが参加したリドリー・スコット監督作2007年公開の映画「American Gangster」に影響を受け、映画のタイトル曲をそのままアルバム名にして同年に発表されたJay-Zの作品です。
ファンク・バンドMenahan Street BandのMake The Road By Walkingをサンプリングしたフロアライクなキラーチューン「Roc Boys 」やオルガンの上ネタとベース、跳ねるドラムラインがファンキーな「SUCCESS」、スペーシーでドラムラインがユニークな『Sweet」など、2000年以降でhiphop classicを体現している流石Jay-Zの作品です。必聴です。
【商品紹介】
Jay-z|Reasonable Doubt
Jay-z
Reasonable Doubt
レーベル : Roc-A-Fella
評価 :
自身のレーベルRoc-A-Fellaから1996年に発表されたJay-zの1stアルバムです。
「can’t knock the hustle」はメアリー・J・ブライジを客演にマーカス・ミラーの「Much Too Much」をサンプリングしたスムースでアーバンな作品に仕上がっています。Notorious B.I.Gが参加し、Ohio PlayersのEcstasyをサンプリングした「Brooklyn Finest」、Lonnie Liston Smith のA Garden of Peaceをサンプリングした透明感のある最高にJazzyでcoolな「Dead Presidents Ⅱ」、Memphis BleekをフューチャーしEddie Hendersonのinside youをサンプリングした「Coming of Age」など70年代前後のjazz,soul,funk,rare grooveが随所に散りばめられ、サンプリングを主体とした90年代を代表するHIPHOPクラシックの一つとして今でも聴き継がれている。70年代前後の最高にクールなサンプリングネタがどのようにHIPHOPで使われているの知りたいなら、このアルバムをまずチェックした方が良いだろう。
【商品紹介】
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