DTM Support Guide
Maschine MK2で、レコード音源をサンプリングしてHIPHOPトラックを作成する
Conclusion
結論:Maschine MK2はレコードサンプリングの入口に向いている
Native InstrumentsのMaschineシリーズは、パッド演奏とサンプリングをひとつの流れで扱いやすいのが強みです。とくにレコード音源を切り刻んでビートを組みたい人にとっては、今でも発想を形にしやすい制作環境になります。この記事では、Maschineをスタンドアローンで立ち上げ、ターンテーブルの音を取り込みながらHipHopトラックを作る流れを整理します。
- Maschineをスタンドアローンで使う
- ターンテーブルの音をDJミキサー経由で受ける
- オーディオインターフェイスからPCへ録音する
- 録音した音をMaschine内でスライスしてパッドに割り当てる
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必要な環境
Maschine MK2単体だけではレコードの音をそのまま取り込めないので、音声を受けるための機材が必要になります。この記事では、GarageBandやAbleton LiveのようなDAWでプラグインとして立ち上げるのではなく、スタンドアローンのMaschineを使う前提で整理します。サンプリングからスライス、パターン作成までの流れが見えやすく、最初の1トラックまで進めやすいからです。
- Maschine MK2
- オーディオインターフェイス
- PC
- ターンテーブル
- DJミキサー
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サンプリングとスライスを先に押さえる
サンプリングは外部音源を録音して素材として使うこと、スライスはその録音した音を細かく切り分けることを指します。初めてMaschineでレコードを扱う場合は、この2つだけ先に理解しておくと、録音後に何をすればいいか迷いにくくなります。
- サンプリング:外部音源を録音して素材化する
- スライス:録音した音を細かく切り分ける
- アサイン:切り分けた音をパッドに割り当てる
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制作イメージを動画で確認する
レコードサンプリングの空気感や、Maschine系の制作フローを先に映像で見ておくと、接続や操作の意味がつかみやすくなります。
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接続方法
接続自体はそこまで複雑ではありません。ターンテーブルの音をDJミキサーで受けて、オーディオインターフェイス経由でPCへ入れ、その音をMaschine側で録音するイメージです。Maschine MK2自体にフォノ入力があるわけではないため、音声の入口はオーディオインターフェイス側で用意します。
- PCとオーディオインターフェイスをUSBで接続する。
- オーディオインターフェイスとDJミキサーをつなぎ、ターンテーブルからのレコード音源をサンプリングできる状態にする。
- PCとMaschine MK2をUSBで接続する。PC上ではMaschineをスタンドアローンで立ち上げる。
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音が入らないときの確認順
音が入らないときは、いきなりMaschine側の設定だけを見るより、音の流れに沿って確認したほうが切り分けしやすいです。DJミキサーの出力、オーディオインターフェイスの入力チャンネル、MaschineのInput設定の順で見ると原因を絞りやすくなります。
- DJミキサーから音が出ているか確認する
- オーディオインターフェイスの入力チャンネルを確認する
- Maschine側のInput設定を確認する
- 録音レベルが小さすぎないか確認する
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Maschine内で録音してスライスする
サンプリングした音源は、スタンドアローンで立ち上げたMaschine内でスライスします。切り分けた断片をパッドに割り当て、ドラムを足したり順番を組み替えたりしながらビートを作っていく流れです。Native Instruments製の音源やエフェクトをPCに入れている場合は、レコードから切り出したネタにベースやシンセを重ねたり、フィルターやディレイを加えたりして、トラックの形まで持っていきやすくなります。
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Maschine MK2が向いている人
Maschine MK2は何でもできる万能機材というより、サンプリング主体でビートを組みたい人、パッド操作でアイデアを固めたい人に向いた制作環境です。細かなアレンジや長尺の編集を中心にするなら、あとでDAWへ書き出したほうが進めやすい場面もあります。
- レコードを掘ってサンプルからビートを作りたい人
- 最初の1ループや8小節を素早く形にしたい人
- パッド操作でアイデアを固めたい人
- Native Instrumentsの音源やエフェクトも合わせて使いたい人
Products
あわせて見たい機材
サンプリング中心で始めたいのか、打ち込みも含めて広く使いたいのかで必要な組み合わせは変わります。まずは自分の用途を整理してから選ぶほうが失敗しにくいです。
Native Instruments MASCHINE MK3 Black
Maschine系の制作環境を新しく整えたい場合の中心候補です。サンプリング、スライス、パッド演奏、パターン作成までを一体で扱いやすく、レコードネタを使ったビートメイクにも向いています。
Native Instruments MASCHINE MIKRO MK3
よりコンパクトにMaschine系のワークフローを試したい人向けの候補です。机のスペースを抑えながら、パッド演奏やサンプル操作の入口を作りやすい機材です。
Yamaha Steinberg USB3.0 オーディオインターフェイス UR22C
ターンテーブルやDJミキサーからの音をPCへ取り込むための入口になる機材です。Maschine本体だけでは音声入力を完結できないため、レコードサンプリングではオーディオインターフェイスの役割が重要になります。
Summary
まとめ
Maschine MK2でレコードをサンプリングしてHipHopトラックを作る場合は、Maschineをスタンドアローンで動かし、ターンテーブルの音をオーディオインターフェイス経由で取り込む形が基本になります。接続の流れさえ整理できれば、録音して、切って、並べて、鳴らすところまではかなりスムーズです。レコードサンプリングの質感を活かしてビートを組みたいなら、Maschine系は今でも十分候補に入ります。
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