Artist Guide
Roy Ayers Ubiquity
ヴィブラフォンの柔らかな光、ファンクの粘り、ソウルの温度。Roy Ayers Ubiquityは、70年代ジャズファンクとレアグルーヴを語るうえで欠かせない存在で、ヒップホップ以降のサンプリング文化にも多くの影響を与えています。
Introduction
音楽性と歩み
Roy Ayers Ubiquityは、ヴィブラフォン奏者Roy Ayersを中心にしたプロジェクト/バンドです。ジャズの即興性を土台にしながら、ソウル、ファンク、R&Bの温度を自然に取り込み、70年代のブラックミュージックのファンクネス、ソウル、ジャズ、ジャズファンクといったような幾つもの音楽性を融合し、稀に見る完成度が高い作品たちを多く生み出しました。
『He's Coming』の「We Live in Brooklyn, Baby」では、都会的でスモーキーなグルーヴを示し、『Red, Black & Green』『Mystic Voyage』『Everybody Loves the Sunshine』へ進むと、ヴィブラフォンの響き、コーラス、ベースライン、ゆったりしたリズムがひとつの空気として残ります。
Roy Ayers周辺の作品は、レアグルーヴ、アシッドジャズ、ヒップホップのサンプリング文脈でも長く参照されてきました。曲単位でも入りやすい一方で、アルバム単位で聴くと、ジャズファンクがソウルやクラブミュージックへ広がる流れがよく見えてきます。
Albums
まず聴きたい代表作
音楽性の変化が分かる代表作を5枚選定しています。
He's Coming
「We Live in Brooklyn, Baby」を含む重要作。スモーキーな空気とソウルフルなグルーヴがあり、レアグルーヴ文脈からRoy Ayers Ubiquityへ入る入口になります。
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Red, Black & Green
メロウなヴィブラフォンとファンク感が混ざる70年代初期の代表作。カバー曲も含め、Roy Ayersらしい温かいジャズファンクを楽しめます。
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Mystic Voyage
疾走するヴィブラフォン、ファンキーなリズム、メロウな楽曲がまとまった代表盤。70年代ジャズファンクとして聴きやすく、レアグルーヴ感も濃い一枚です。
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Everybody Loves the Sunshine
Roy Ayersを象徴するメロウな名盤。タイトル曲の浮遊感、温かいコーラス、ゆったりしたリズムが、後のR&Bやヒップホップにも深く影響しています。
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Vibrations
メロウさとファンク感のバランスがよい作品。滑らかなヴィブラフォンの響きとソウルフルな楽曲を、アルバム全体で楽しめます。
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Recommended Features
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オススメ Rare Groove(レア・グルーヴ) 洋楽 名盤 特集 pt.1
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ソジャズファンクという呼ばれ方が浸透するようになったのは、80年代、90年代以降のアシッドジャズ(acid jazz)やレアグルーブ(Rare groove)、ヒップホップ (hip hop) ムーブメントが起こった以降のことで、それまではジャズロックやフュージョン、クロスオーバージャズなどのような呼ばれ方をされていた。 60年代のjimmy smithなどのアーティストがブルーノートから出したgroovyなオルガンジャズがジャズファンクの起源となり、マイルス・デイヴィスが発表したビッチェズ・ブリューを筆頭に、ジャズと電子楽器、ロックを融合したエレクトリック・ジャズに急接近した1970年代前後から様々な実験的なジャズファンクが作られた。 イージーリスティング的な要素が強く、本物志向のJazzファンやFunkファンからは見向きもされないような音楽性であったが、セールス的にはブームとなり好調な時期もあった。昨今では見直しの評価が高く、当時のアナログレコードは高値で取引されている。今回はJazz funkの魅力に迫るいくつかの作品をご紹介したいと思います。
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細かく分けすぎず、作品を横断して聴くための主要な軸だけを置いています。
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