Album Guide
Light of Worlds
硬質なファンク、ジャズ由来の自由な演奏、そして『Summer Madness』の静かな浮遊感。Kool & The Gangの70年代サウンドが持つ振れ幅を、1枚の流れとして味わえる作品です。
Album Overview
作品の概要・解説
アルバム全体の流れと、最初に注目したい聴きどころを整理します。
『Light of Worlds』は、前作『Wild and Peaceful』で広く知られるようになったKool & The Gangが、ファンクバンドとしての強さを保ちながら、よりジャジーで内省的な方向へ踏み込んだ1974年のアルバムです。勢いだけで押し切らず、ホーン、鍵盤、パーカッションが作る空間まで聴かせる構成になっています。
前半には『Street Corner Symphony』『Fruitman』のようなリズムの輪郭が濃い曲が並び、後半では『Higher Plane』から『Summer Madness』『Here After』へ、次第に余白と幻想性が広がります。濃密なファンクとメロウなジャズファンクを同じバンドが自然に往復していることが、この作品の大きな魅力です。
最初の1曲には『Summer Madness』を選びました。ゆっくり変化するシンセサイザーと抑制されたリズムは、アルバム全体にある宇宙的な感覚を最も分かりやすく伝えます。その後に『Fruitman』や『Higher Plane』へ戻ると、作品のリズム面と精神性の両方が見えやすくなります。
- Original release
- 1974
- Label
- De-Lite Records
- Tracks
- 9
- Running time
- 約36分
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Essential Track
Summer Madness
静かなシンセサイザーの揺らぎと、必要最小限のリズムが時間の感覚をゆっくり変えていく代表曲です。
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Tracklist
収録曲
- A1 Street Corner Symphony 4:36
- A2 Fruitman 5:23
- A3 Rhyme-Tyme People 3:23
- A4 Light of Worlds 4:25
- B1 Whiting H. & G. 3:21
- B2 You Don't Have to Change 2:43
- B3 Higher Plane 5:01
- B4 Summer Madness 4:20
- B5 Here After 2:54
Artist
この作品のアーティスト
Kool & The Gang
ジャズを出発点に、ファンク、ソウル、ディスコ、R&Bへと音楽性を広げたKool & The Gangの歩みと代表作を整理する仮アーティストページです。
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このアルバムが登場する特集
『Light of Worlds』を紹介している特集です。
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