Artist Guide
Sylvia Striplin
甘く伸びる歌声、Roy Ayers周辺の洗練されたグルーヴ、ブギーとメロウR&Bのちょうどよい温度。Sylvia Striplinは、レアグルーヴやサンプリング文脈から再評価され続けるUno Melodicの重要なシンガーです。
Introduction
音楽性と歩み
Sylvia Striplinは、Aquarian Dreamでの活動や、Roy Ayersが導いたEighties Ladiesへの参加を経て、Uno Melodic周辺のシンガーとして知られるようになりました。派手に歌い上げるというより、やわらかく滑らかな声でグルーヴに溶け込むところに魅力があります。
1980年前後に発表された「Give Me Your Love」「You Can't Turn Me Away」は、Roy Ayers周辺らしいジャズファンク、ブギー、メロウR&Bの洗練がよく出た代表曲です。ソロアルバム『Give Me Your Love』では、その甘い声と都会的なリズムが一枚を通して自然に流れていきます。
Sylvia Striplinの作品は、英国のレアグルーヴ・シーンやヒップホップ以降のサンプリング文脈でも聴き継がれてきました。アルバム単位で聴くと、Roy Ayersのグルーヴ感と、80年代初頭のメロウなR&B/ブギーの空気が、過剰になりすぎず上品にまとまっていることが分かります。
Albums
まず聴きたい代表作
音楽性の変化が分かる代表作を3枚選定しています。
Give Me Your Love
Sylvia Striplinの代表作。Roy Ayers周辺の洗練されたプロダクションと、甘く伸びる歌声が重なり、レアグルーヴ、ブギー、メロウR&Bの入口として非常に聴きやすい一枚です。
Give Me Your Love / You Can't Turn Me Away
ソロ代表曲を凝縮した重要シングル。アップな「Give Me Your Love」と、メロウでサンプリング文脈でも語られる「You Can't Turn Me Away」の対比が魅力です。
Ladies of the Eighties
Roy Ayersが導いたEighties Ladies名義の関連作。Sylvia StriplinをUno Melodic周辺の文脈で聴き広げる時に、Roy Ayersのプロダクション美学がよく見える一枚です。
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