DTMを中心とする電子音楽が蔓延する現代で、ここまで70年代・80年代フィーリングを持ったオーセンティックな楽曲をリアルタイムで聞くことができるとは思わなかった。
Young Gun Silver Foxが持つナチュラルなバイブスで、洗練されたメロディーラインとグルーブは、bobby caldwellが持つようなAOR、都会的なシティポップの要素を持つ音楽性が魅力的だ。今回はYoung Gun Silver Foxが発表した作品を幾つか紹介してみたいと思います。
Young Gun Silver Fox / Canyons
Young Gun Silver Fox
Canyons
レーベル : Légère
評価 :
2020年に発表されたYoung Gun Silver Foxによる作品で
往年のAORやクラシックな70’s ソウルミュージックが好きなら絶対に聴いてほしい。
Bobby Calledwell直系のスウィートボイスで、生音ベースのメロディとリズムが非常に現代的且つ普遍的な作品に仕上がっている。
特にMVにもなっている「KIDS」は、BPM90前後のスムースでミディアムなメロディが70年代、80年代的であり、間違いなく現代のポップスミュージックの最高峰と言っても過言でない。ディスコ好きなソウル、ファンク、ポップス、city popsが好きなら是非一度聴いてもらいたい作品だ。
【商品紹介】
Young Gun Silver Fox / WEST END COAST
Young Gun Silver Fox
WEST END COAST
レーベル : Légère
評価 :
Young Gun Silver Foxの伝説的1stアルバムで、ロック、ポップス、AOR、ソウル、ファンクなど多分に要素を含み、世界中のミュージックラバーを虜にした「You Can Feel It」を含むYoung Gun Silver Fox (ヤング・ガン・シルバー・フォックス)による2015年に発表された作品。カリフォルニアのwest coast feelingを感じさせるスムースでメローな楽曲が満載。マスタリング、ミキシングが完璧と言っても過言ではないほど生音重視のサウンドプロダクションで非常に楽曲の質が高い。
日本で言えば、ポップでファンク、ソウル、シティソウルの要素をもつ山下達郎のもつグルーブに近いと言えるだろう。
現代のミュージックシーン最高峰の突出した才能を持つduoで、まるで70年代、80年代にレイドバックしたかのような楽曲は、ジャンルと時を飛び越えてこれからも聴き継がれていくだろうマスターピースな作品に仕上がっている。老若男女構わず、生涯に一度は聞いてもらいたい作品。
【商品紹介】
Young Gun Silver Fox / Whatcha Gonna Do For Me?
Young Gun Silver Fox
Whatcha Gonna Do For Me?
評価 :
donald byrdのPlaces and Spacesを彷彿とさせるジャケットがニンマリな
2020年に発表されたシングル作品で
ソウル、ダンスクラシック、ポップス、ファンク、AORファンにお薦めな、軽快でキャッチーなダンスナンバーに仕上がっている。
全ての作品でハズれの無い、オーセンティックなフィーリングをもつ楽曲を投下する嗅覚には脱帽です。非常に高度で複雑な音のレイヤーながらも
シンプルなグルーブをリスナーに伝える天才的なセンスをもつYoung Gun Silver Foxには
これからも注目です。
【商品紹介】
コメント